綱領(草案)

一、 わが党は、国民を守ることを第一とする「新党くにもり」と呼称する。私たちは、国民こそが国の「大御宝」とする、神武天皇以来の優しさと思いやり、誇りと勇気に満ちた、「家族」のような日本国を目指す。
二、 我が党は、皇室を中心に、民主主義を基本とする立憲君主国家を目指し、独立不羈の気概に満ちた国家主権回復を目指し、占領軍(GHQ)によって強制された日本国憲法を改め、国民の手によって、自主憲法制定を実行する。
三、 我が党は「日本を主語」として政治を実行実する反グローバリズム政党である。我が党は、人類に単一の価値観や世界観、政治経済体制を押し付けるグローバリズムに反対し、各国、各民族の伝統や文化を互いに尊重しあう国際関係構築を目指す。グローバル化したモノと金の世界の現実を踏まえながらも、移民、難民等の「人」のグローバル化や過度な移民受け入れによる「多民族国家」化には断固反対する。
四、 我が党は、教育を何より重視し、伝統文化、芸術、科学技術の保持と発展を目指し、文化大国の完成を期する。
五、 我が党は、世界最古の歴史を有する皇室の伝統をお護りし、百二十五代に至った天皇の男系男子継承、占領軍によって臣籍降下を強制された旧宮家の復活を実現し、皇室の永続、弥栄を目指す。
六、 我が党は、グローバリズムの典型たる共産主義や全体主義、国際株主資本主義等に反対し、かつて安倍自民党政権が提唱した「瑞穂の国の資本主義」という日本型資本主義の復活を目指す。
七、 我が党は、自由と民主主義の価値観を共有する国々と連携し、集団安全保障体制の下、自らの国は自らで守るという国家戦略を強力に推し進め、国防軍を創設し、駐留外国軍の撤退に備えつつ、世界平和の構築に尽力し、国民の生命と暮らしを守り抜く。
八、 我が党は、公共の福祉を規範としながら、「大御宝」である国民に、情理の通った福祉政策を実行し、「家族のような」福祉国家の完成を目指す。
九、 我が党は、北朝鮮に拉致された日本人被害者の一刻も早い帰国を実現するため、考えられるありとあらゆる手段を使って、拉致被害者全員帰国を実現する。綱領に入れたのは、我が党は一人の国民同胞でも、どんなことをしても救い出し、守りぬく決意の政党だからである。